米国の8月のコアCPIは前月比0.3%上昇したものの、FRBが重視するインフレ指標である「コアPCEインフレ指数」は、先月0.2%弱の上昇にとどまる可能性がある。これは、アナリストが今週発表されたCPIとPPIのデータを調査した結果、得られた結論である。もし彼らが正しければ、8月のコアPCEインフレ率は前年比2.9%で安定する可能性があり、FRBは9月の会合で価格圧力に対してより楽観的な見方をするかもしれない。キャピタル・エコノミクスのStephen Brownアナリストは、「要するに、コアPCEインフレ率は依然として順調であり、FRBが6月に予測した年末の3%強への上昇よりも悪化することはないだろう」と書いている。(金十)[Odaily]